アメリカ・マンハッタンにそびえ立つセントラルパーク・タワーは、地上472メートルを誇る、世界で最も高層な住宅用建築となり、大きな話題となった。今回、その中のペントハウスが売りに出されており、価格もこれまでの住宅価格の記録を塗り替えるものになりそうだ。
セントラルパーク・タワーの頂上に位置するこのビルの3階建てのペントハウスは、2億5,000万ドル(現在のレートで350億円)で市場に出ようとしている。もし売却がなされれば、これまでに億万長者のKen Griffin氏が2019年1月に近くのセントラルパーク・サウス220番地のマンションに支払った2億3,800万ドルを超え、過去最高額の不動産になる。
この3階建てのペントハウスは129階から131階まであり、室内の延べ床面積は1,630㎡(493坪)になる。7つのベッドルーム、8つのバスルーム、2つの広々としたキッチンがあり、9メートルの高さの天井、床から天井までの窓、3つのパウダールームまである。さらに3つのフロアをつなぐ、彫刻のような螺旋階段も設置されている。
セントラルパーク・タワーを手がけるExtell Development社の社長兼創設者Gary Barnett氏は、この住宅の上階はプライベートボールルームやエンターテイメントスペースとして構成されているとWall Street Jounal誌に述べている。
そして、何よりも素晴らしいのは、ペントハウスのテラスから、セントラルパークはもちろん、ハドソン川とイースト川の遮るもののない景色を眺めることができる点だろう。
Barnett氏は、ペントハウスを売り出す前に、タワーの建設が終わるのを待ちたかったとのことだ。また、2億5,000万ドルは野心的な価格設定であることは認めるが、単位面積あたりで考えると(この手の高級物件としては)バーゲン価格であることも主張している。
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Source
- The Wall Street Journal : Will Someone Pay $250 Million to Live Atop the World’s Tallest Condo Tower? The Developer Thinks So.
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