OpenAIのChatGPTは「iPhone誕生の再来」と呼ばれる程の大きな影響を世界に与えたが、その後に発表したカスタムチャットボット「GPTs」や、鳴り物入りでリリースした「GPT Store」は、これまでの所成功しているとは言えず、iPhoneにおけるApp Storeの再来を再現するまでには至っていないのが現状だ。
そんな中、OpenAIは、米国において、開発者が作成したGPTモデルの使用状況に応じて収入を得ることができる新しいプログラムをテストしている事を発表した。
このプログラム自体は、GPTs発表の席で明かされていたが、その後音沙汰のない話題であった。
今のところ、OpenAIはこの最初のテストのために少数の開発者グループと提携しており、開発者コミュニティと協力してこの利用ベースの報酬モデルの最適なアプローチを決定したいと考えているようだ。どの開発者がテストに参加しているのか、収益分配の具体的な条件、より広範な展開のスケジュールなどの詳細は、現時点では明らかにされていない。
OpenAIは、このプログラムによって、活気あるエコシステムの構築に繋がる事を期待していると述べている。
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