Apple Watch Ultraをダイブコンピューターにする「Oceanic+」アプリが登場

masapoco
投稿日 2022年11月29日 5:35
Apple Watch Ultra Oceanic Plus hero

Apple Watch Ultraは、発表の席でダイバーズウォッチとしての性能を大きくアピールしてはいたものの、実はそのためのアプリはまだ提供されていなかった。だがこの度、Hush OutdoorsとAppleはついに「Oceanic+」アプリをリリースし、Apple Watch Ultraにダイブコンピューターとしての機能を追加した。

このアプリは、水深、無減圧時間(水深の制限時間を設定するための数値)、水温などの基本的な情報を記録する。アプリはタッチスクリーンなしでも使えるように設計されており、アクションボタンを使ってコンパスの方位を設定することができる。触覚フィードバックも、ウェットスーツ越しに感じられるほど強力だ。

潮の満ち引きや潮流など、旅行を最大限に楽しむためのダイビング計画を立てることができるようになっている。ダイブ後には、エントリーポイントとエグジットポイントを含むデータが表示される。また、水深グラフや水温上昇率など、より多くの情報をiPhoneで確認することが可能だ。

Oceanic+の基本機能である水深、時間、最近のダイビングのログなどは無料で利用できる。減圧のトラッキング、身体組織負荷、ロケーションプランナー、無制限のログブックなどのより高度な機能を利用する場合、Oceanic+は月額1,150円(税込)、年額10,200円(税込)を支払う必要がある。年間14,800円(税込)のファミリープランでは、5人までのアクセスが可能だ。このアプリは、少なくともwatchOS 9.1と、iOS 16.1を使用するiPhone 8以降が必要となる。

Appleは、Oceanic+がプロのスキューバダイバー向けではないとしている。例えば、これは従来のダイブコンピュータのように酸素の残量をトラッキングしない。これはあくまでもエンスージアスト向けで、水深30メートルまでしか使えない。また、ダイビングを行う際は、常にダイビングの安全手順に従い、パートナーと組み、予備のデバイスを携帯するようにとも促している。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • linkbuds LE audio
    次の記事

    Sony、LinkBuds SにLE Audioアップデートを2023年春に実施予定

    2022年11月29日 6:27
  • 前の記事

    CRISPRを用いた新しいツールで、DNAを大量に「ドラッグ&ドロップ」できるように

    2022年11月28日 18:31
    crispr gene

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • Apple M3 chip series architecture 231030

    AppleのM3 MaxチップからのUltraFusionインターコネクト削除は新たな巨大チップ登場の前兆か?

  • magsafe charger

    iOS 17.4のアップデートによりiPhone 12がQi2での高速ワイヤレス充電に対応へ

  • apple iphone 5g

    Apple、未発表のアプリやVision Proに関する情報をリークした疑いで元従業員を提訴

  • Apple iPad Pro Magic Keyboard M2 hero 2up 221018

    新型iPad ProとiPad Airは5月初旬の発売になる可能性が報じられる

  • TSMC FAB18

    TSMCの3nmノードが急成長、2024年は収益の20%以上を占める可能性

今読まれている記事