NVIDIAは、2025年のGPUアーキテクチャを、天文学者Vera Rubinにちなんで命名する可能性があるようだ。この情報は、信頼できるハードウェアリーカーであるKopite7kimiによって明らかにされた。現在、NVIDIAのロードマップに「X」として記載されているBlackwell-Nextアーキテクチャは、「R」になると彼は述べている。ただし、NVIDIAがどの人物にちなんで名付けたかの詳細は明らかにされていない。
ただし、これは正式なものではなく、NVIDIAによって今後まだ変更される可能性がある。(仮)Rubinアーキテクチャは、2024年に発売予定のBlackwellに続くものだ。
Vera Rubin(1928-2016)は、アメリカ合衆国の天文学者で、銀河がどれだけ速く回転するかについての重要な発見をした。彼女は、銀河の予測された角運動と観測された角運動が異なることを発見し、これによりダークマターの存在が示された。彼女の名は、NSFヴェラ・C・ルービン天文台として、ダークエネルギーの解明のために建設されている天文台にも冠せられている。
NVIDIAはすでに、2025年の「X」アーキテクチャについてほのめかしている。Kopite氏によると、NVIDIAはデータセンター向けに特別に設計されたR100およびGR100 GPUの開発を進めているとのことだ。これらのGPUは、現在のNVIDIAロードマップに概説されているX100およびGX200の後継となることを意図している。ゲーミングアーキテクチャもRubinアーキテクチャを採用するかどうかは明らかではない。Kopiteは、これらの計画がまだ確定していないと述べている。
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