NVIDIAの次期GPU RTX 4080とRTX 4070の3DMark TimeSpy Extremeのベンチマークの結果は、リークによると非常に良い数値で、その性能には期待が出来そうだ。RTX 4080は現在最速のRTX 3090 Tiより速く、RTX 4070はRTX 3080 10GBと同じくらいの性能とのことだ。
ただし、このリークについては、リーカーのKopite7kimi氏は共有されたポイントに完全には自信がないと言っているため、ある程度は眉につばを付けて聞いておくべきだろう。ただし、彼の情報はこれまで多くの点で正確であり、その発言にはやはり一定の信頼をおきたい。
参考までに、kopite7kimi氏は1週間前にRTX 4090 Time Spy Extremeデータをすでに共有しており、それによると、GPU性能は、オーバークロックし、液冷した状態で、最速性能のRTX 3090 Tiよりも約30%速いことが示されている。このデータがあるため、今回のRTX 4080および4070の数値は、それほど衝撃的なものではないだろう。
kopite7kimi氏は、RTX 4080が15,000点という非常に印象的なTime Spy Extremeグラフィックススコアを達成し、通常の周波数でのRTX 3090 Tiより少し速くなると述べている。Time Spy Extremeに特化したデータでは、RTX 4080は先代のRTX 3080 10GBよりも40%から50%高速になり、世代交代が大きく進むことになる。
RTX 4070の推定値はそれほど印象的ではないが、順調な性能アップではある。kopite7kimi氏は、RTX 4070がTime Spy Extremeで10,000ポイントに達成すると考えており、これは3DMarkの結果ブラウザにおけるRTX 3080 10GBの結果と同等だ。3070と比較すると、25%の性能向上となる。
NVIDIAのRTX 40シリーズ・アーキテクチャがモンスターになることは以前からうわさされていた。特にRTX 4090と4080については、大きな性能向上が期待できそうだ。しかし、それには消費電力という代償も支払う事になるが。現在、最大の未知数はGPUの価格だが、これは品不足の問題や40シリーズの発売日次第で、どの方向にも振れる可能性がある。
とはいえ、3DMarkはグラフィックス・ベンチマークの1つに過ぎない。実際のゲームベンチマークが早く届くことを期待しよう。
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