香港の投資会社Haitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏によるリサーチノートの中で(via MacRumors)、Appleの新しいApple Watch Ultraは2024年にアップデートされ、そのタイミングで新たにマイクロLEDディスプレイを搭載する可能性について報告されている。
2022年に初登場したApple Watch Ultraは、アスリート向けの極限状態での利用を想定した新たなモデルで、有機ELディスプレイを搭載しているが、これが置き換えられることになるようだ。
マイクロLEDディスプレイは、超小型のRGBそれぞれのカラーLEDを直接発光させることで映像を再現する自発光方式のディスプレイであり、それ自体は現行モデルの有機ELディスプレイと同様だが、有機ELに比べると高輝度が実現しやすく、屋外での視認性が上がること、また耐久性が高いことがメリットとしてあげられる。実用化が待たれる次世代ディスプレイの1つだ。
これが、2024年のApple Watch Ultraに採用されるとのことだ。そして、ディスプレイ自体も2.1インチになり大型化するとのことだ。
高価なApple Watch Ultraである事から、毎年のアップグレードにはならず2年ごとに更新されるモデルになりそうだが、次世代モデルでは更なるスペック的な差別化の可能性が示唆されたことで、より興味深いデバイスになりそうだ。
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