PS5 Proの新たな性能周りの情報がリーク、CPUの高クロック動作モード搭載や、メモリ性能の向上が伝えられる

masapoco
投稿日 2024年3月18日 13:11
PS5-and-controler

PlayStation 5 Proのリークが活発になってきている。

Insider Gamingは、PlayStation 5 Proのスペックに関する追加情報として、CPUとシステムメモリの性能向上やその他のGPUの詳細を報じている。

Insider Gamingによると、PS5 ProはCPUはベースモデルと同じZen 2アーキテクチャだが、新たにHigh CPU Frequencyモードが設けられ、最高クロック周波数が3.85 GHzまで高められ、ベースモデルのPS5より10%向上するという。

システムメモリもベースモデルから28%向上し、448 GB/s (14 GT/s)から576 GB/s (18GT/s)となる。オーディオ性能も向上し、ACVはより高いクロック周波数で動作するとのことで、これによりACM ライブラリのパフォーマンスが 35% 向上している。結果として、より多くのコンボリューションリバーブや、FFTまたはIFFTを処理可能になっているとのことだ。

先日もリークがあったが、特に性能向上が大きいのはGPU周りだ。関する新たな詳細も明らかになった。Insider Gamingよると、PS5のベースモデルがBVH4トラバーサル・シェーダーが動作する18個のWGPを搭載しているのに対し、PS5 Proでは専用のBVH8トラバーサル・シェーダーが動作する30個のWGPが搭載されるという。AMDのリーカーであるKepler氏によれば、PS5 ProにはRDNA 4のRTエンジンを採用していることが確認されたとのことだ。また、アーキテクチャに関する新たな詳細も確認され、1サイクルあたりのレイトレーシングのスループットが2倍になることが明らかになり、PS5の強化バージョンのレイトレーシング性能が大幅に向上することが改めて示唆されている。

PlayStation 5 Pro は SKD 9.00 で動作しており、現時点での発売予定日である 2024 年秋には SKD 10.00 になる予定とのことだ。


Source



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • nvidia blackwell architecture image
    次の記事

    NVIDIA 次世代AI GPU向け「Blackwell」アーキテクチャと「B200」GPUを発表

    2024年3月19日 6:36
  • 前の記事

    意識の謎は、科学だけで達成できることには限界があることを示している

    2024年3月18日 6:26
    brain machine deepmind

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • new ps5 design

    PS5 Pro向けの優れたグラフィック要件を満たすタイトルには「PS5 Pro Enhanced」ラベルが付けられる可能性がある

  • PlayStation 5 image

    Sonyの内部文書がリーク、PS5 Proのレイトレーシング性能は最大4倍の向上が見込まれ、2024年末に登場か?

今読まれている記事