以前のリークでは、Appleの新しいiPad ProとiPad Airは2024年3月発売になる、いや4月の初旬だと相次いで報じられ、情報が錯綜していた。だが、3月も終わろうとしている今、新たにBloombergのMark Gurman氏は、これら新型iPadシリーズのリリースが5月初旬になるまで行われないと報じている。
Gurman氏は、Appleの部品サプライヤーは、その時期までに新しいiPadモデルを発売するために「生産を増強している」と付け加えた。
これまでの事前リークでは、新型iPad Proは11インチと13インチのモデルが販売され、AppleのMacBookシリーズでも採用されている最新の3nmチップ「M3」が搭載されると言われている。そしてiPad Proモデルの最大の変更点は、iPadとして初めて有機ELディスプレイを搭載することだ。
iPad Airの新モデルにも大きな変化があり、現行モデルの10.9インチ・ディスプレイを搭載したものと、より大きな12.9インチ・ディスプレイを採用した物との2ラインが登場すると言われている。また、キーボードや新しいApple Pencilなどの新しいアクセサリーも同時に発売されることも期待されている。
Bloombergによると、新しいiPadの発売が遅れたのは2つの要因によるものだという。ひとつは、次期iPad Proモデルに搭載される有機ELディスプレイなどの新しい部品が、「複雑な新しい製造技術」のためにもう少し時間を必要としたこと。もうひとつは、Appleが新型タブレットのソフトウェアを完成させるためにより多くの時間を必要としたことだ。
前バージョンのiPad Airは2年以上前の2022年3月8日に発売された。現行バージョンのiPad Proは2022年10月に発売された。iPadの更新が滞った事も最近のAppleの決算で同部門の売上が低迷している理由のひとつかもしれない。
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