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クラウドベースのオンラインサービスの利用が増えるにつれ、巨大なデータセンターの必要性も高まり続けている。しかし、ある国ではそれが問題になりつつある。Microsoftは現在、オランダにハイパースケールのデータセンターを1つ所持している。そして更に別の建物を建設中だが、しかし、このプロジェクトは、地元オランダの農家から反発を受けている。

Wiredによると、ハイパースケールデータセンターは通常10,000平方フィート(929平方メートル)以上の広さがあるとのことだ。オランダ政府は2022年に、国の大部分でその種の建物を制限する規則を設けたが、建設中のMicrosoftのプロジェクトには、実は免除が与えられていた。

もうひとつの懸念は、オランダが現在抱えている窒素の問題だ。同国は他のEU諸国と比較して4倍の窒素を排出しており、2030年までにその排出量を半減させようという取り組みがある。しかし、Microsoftは地元の環境庁から「寛容な判断」を得ることができ、窒素排出の可能性を調査する間、データセンターの建設を継続することができた。もし、Microsoft社が窒素の規制値を超えていると判断した場合、環境庁がどのような措置を取るかは不明だ。

このため、多くの地元農家は、Microsoftがこの地域に与える影響について、農地の占有率や環境への配慮の両面から懸念を抱いている

オランダのワーヘニンゲン大学で食料・農業政策を研究するJeroen Candel准教授は、「景観が変化しているという批判は多い」と話す。「オランダは平坦な国で、牧草地や伝統的なポルダー(海から埋め立てた低地)を大切にしています」。

特に、Microsoft独自のBingAIチャットのようなAIベースのサービスの台頭に対応するために、より多くのサーバーが必要になるため、この種のデータセンターの増加は今後も続くと思われる。土地と環境全体への影響に対処しなければならないのは確かで、できれば手遅れになる前に、将来的に大きな問題が起きないようにする必要があるだろう。


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