MicrosoftのEdgeブラウザを使い続ける魅力の一つ(もしくは唯一の)にRewardsプログラムがあった。このMicrosoftのRewardsプログラムはBingで検索したり、Edgeでブラウジングしたり、Xboxのゲームしたりするだけでポイントが貯まり、貯まったポイントは様々な特典と変えることが出来る物だった。だがMicrosoftはこのプログラムを縮小するようだ。
最近のMicrosoft Rewardsプログラムの見直しは、特にEdgeとXboxユーザーに影響を与え、その忠実なユーザーベースの間で不満の波をかき立てている。
ユーザーの忠誠心を奨励し、感謝するために開始されたMicrosoft Rewardsプログラムは、かなり成功している。ポイントは、Bingでの検索、Edgeブラウザの使用、Xboxでのプレイ中に蓄積され、後に様々な小売店のギフトカード、Microsoftのデバイス、XboxのゲームやGame Passのようなサブスクリプションと交換することができる。また、ポイントをさまざまな慈善団体に寄付するオプションもあり、すべてのポイントが慈善活動のためにカウントされる。
しかし最近、Microsoftはプログラムの縮小を決定した。Edgeを使用すると毎日15ポイントのボーナスがもらえるという特典は永久になくなり、毎日のアクティビティで貯まるポイントも5~10ポイントから1~2ポイントに減らされた。XboxのRewardsアプリも終了するという噂もある。
Microsoftは以前、Edge経由でBingで検索するだけで、ユーザーに1日最大20ポイントを付与していたが、それも過去の話となった。
Microsoft Rewardsをヒットさせたのは、そのシンプルさだった。GoogleではなくBingを、ChromeではなくEdgeを選ぶということは、Microsoftがポイントであなたをサポートするということだ。すでにMicrosoftのエコシステムに参加しているユーザーにとっては、Xbox、PCゲームパス、モバイルアプリからポイントが入るので、何の問題もなかった。また、チャレンジが好きなユーザーには、タスクやクエストを完了することでさらにポイントが加算された。
しかし今、このプログラムの縮小を感じているのは、Daily Search Breakdownだけではない。今月初め、MicrosoftはGame Passのデイリークエストを縮小し、ユーザーがポイントを獲得する方法が少なくなった。
ソーシャルメディア上では、失望と不満が入り混じったムードが漂っている。あるRedditユーザーは、Microsoft Rewardsによって築かれた好意が薄れつつあると嘆き、”他社よりもMicrosoftを選ぶきっかけを奪ってしまった”と述べている。この変化により、多くのMicrosoftファンがRewardsプログラムの次の展開に疑問を抱いている。同社の声明は、プログラムの将来について楽観的ではあるものの、具体的な内容については明確さを欠いている。
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