Microsoftは、生成AIアシスタント「Copilot」に今後追加する予定の数々の新機能を発表した。
1番の目玉は、Copilotのために、サードパーティ企業が提供する数多くの新しいプラグインが本日から利用可能になることだろう。このプラグイン機能は、既にChatGPTでもお馴染みの物で、そちらでも利用できた“OpenTable”や、“Kayak”といったものも含まれており、Copilotユーザーはアシスタントを通じてレストランの予約を行ったり、フライトや旅行の予約が行えるようになる。Microsoftは今後1ヶ月の間に、Instacart、Shopify、Klarnaといった他社のプラグインを追加する予定だ。
また同社は、3月下旬に、AIアシスタントが新しいスキルを追加し、Windows 11ユーザーが特定の機能にアクセスする方法とともに、自分のPCに関する情報を得られるようにするとしている。その内容は以下の通りだ:
設定
- バッテリーセーバーのオン/オフ
- デバイス情報の表示
- システム情報の表示
- バッテリー情報の表示
- ストレージページを開く
アクセシビリティ
- ライブ・キャプションを起動する
- ナレーターを起動する
- 画面拡大鏡を起動する
- 音声アクセスページを開く
- テキストサイズのページを開く
- コントラストテーマのページを開く
- 音声入力を起動する
デバイス情報
- 利用可能なWi-Fiネットワークを表示する
- IPアドレスの表示
- 利用可能なストレージ容量の表示
- ごみ箱を空にする
これらのスキルは、CanaryチャンネルのWindows 11プレビュービルドで試すことができる。
この新しいアップデートでは、Windows Insider Programのメンバー向けに提供されていた一部の機能が、一般のWindows 11ユーザーにも追加される。追加される機能としては、写真アプリの「Generative Erase」AI画像編集機能と、ビデオ編集アプリClipchampの以前発表されたサイレント除去オーディオ編集機能のプレビューが含まれる。
さらに、このアップデートでは、ローカルフォルダを開く、アプリを起動する、特定のWebサイトに移動するなどのPC機能のカスタム音声コマンドを作成する方法である「Voice Shortcuts」機能が追加される。ボイスショートカットはマルチモニター設定にも対応し、コマンドを使ってファイルやフォルダを1つの画面から次の画面に移動することなどができるようになる。
Sources
- Windows Exprience Blog: Microsoft Copilot improvements for Windows 11
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