Metaは、Quest 2とQuest Proをソフトウェアアップデートによってパフォーマンスを大きく向上させる事を予告していたが、いよいよこれを実現するようだ。今後順次提供されるMeta Quest V55アップデートでは、特に2つのヘッドセットのCPUとGPUを最適化し、CPU性能が26パーセント向上し、Quest 2ではGPU性能が19パーセント、Quest ProではGPU性能が11パーセント向上するとのことだ。
Metaは、開発者が追加された馬力を活用することで、ユーザーはよりスムーズなゲームプレイ、より反応の良いユーザーインターフェース、よりリッチなコンテンツを期待できると述べている。また、両ヘッドセットでダイナミック・レゾリューション・スケーリング(DRS)が可能になるため、アプリやゲームはフレームレートを落とすことなく、ピクセル密度の向上を活用できるようになる。
今月初め、Metaは今秋のQuest 3発売を前に、Quest 2の価格も引き下げた。Quest 2は現在、128GBを47,300円(税込)、256GBを53,900円(税込)で販売されている。
Metaからのソフトウェアアップデートは、広範囲に及ぶ問題を最小限に抑えるために徐々に展開されるので、少し待つ必要があるかも知れない。
Metaによれば、Quest 3はこれまでで最高解像度のディスプレイを搭載し、Quest 2に搭載されたチップと比較して2倍以上のグラフィック性能を発揮する次世代Qualcomm Snapdragonチップセットを搭載するという。
Metaはまた、Touch Plusコントローラーをより合理的で人間工学的なものに刷新した。外側のトラッキングリングがなくなり、コントローラーがより自然な手の延長のように感じられるはずだ。新しいデザインには、Touch Proのハプティクスも統合され、没入感を高めている。
Quest 3は今秋発売予定で、価格は128GBのストレージ付きで74,800円からの販売となる。
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