塩粒よりも小さいLOUIS VUITTONの極小バッグが920万円で落札

masapoco
投稿日
2023年7月1日 12:15
MSCHF microscope handbag designboom 02

LOUIS VUITTONと言えば、高級ブランドの代名詞であり、そのハンドバッグといえば、30万円以上で売られているが、今回オークションで落札されたその“縮小版”はその30倍以上の価値が付けられたようだ。

塩粒程のサイズ(657×222×700マイクロメートル)の極小ハンドバッグは、ブルックリンを拠点とするアート集団MSCHFによって制作された。そして、レコード・プロデューサーのPharrell Williamsが経営するJoopiterオークションハウスで63,750ドル(919万円)で落札されたのだ。

「大きなハンドバッグ、普通のハンドバッグ、小さなハンドバッグがありますが、これはバッグの小型化の最終形です。ハンドバッグのようなかつては機能的だった物体が小さくなるにつれて、その物体の地位は着実に抽象化され、最終的には純粋にブランドを示すものになるのです」と、MSCHFはバッグをお披露目したInstagramの投稿で述べている。

この極小ハンドバッグについてMSCHFは、高級ブランドであるLOUIS VUITTONのハンドバッグと名乗っているが、同ブランドとは何の関係もない。しかし、LOUIS VUITTONから許可は得ているとのことだ。

このバッグはフォトポリマー樹脂でできており、小さな機械模型や構造物の製作によく使われる3Dプリント技術を使って製作された。しっかりとLOUIS VUITTONのモノグラムも刻印されている。

最初に作成され、承認のためにLOUIS VUITTONに送られた小さなバッグのサンプルのいくつかは、MSCHFのチームが紛失してしまったほど小さかった。

しかし、オークションでは、同じような事態にならないように、デジタル表示付きの顕微鏡が購入品に含まれていた。このバッグの入札は15,000ドルから始まったが、瞬く間に値はつり上がった。

買い手にとって唯一の心配事は、高価な小さな物体を失わないことだろう。ちょっとしたしぐさでバッグが落下し、永遠に失われてしまう可能性がある。

誰が買ったのか、どうするつもりなのか、詳細は明かされていない。博物館に展示される以外には、このバッグの有用な用途は見当たらない。

BBCによると、このバッグを制作したアート集団は、他にも人間の血が入った靴、靴底に聖水が入ったトレーナー、WD-40のような臭いのするコロン、巨大な赤いゴム長靴など、非常に物議を醸す作品を制作している。


Sources



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • adobe figma
    次の記事

    英国政府はAdobeによるFigma買収に“重大な懸念”を抱き、更なる調査を示唆

    2023年7月1日 13:53
  • 前の記事

    哺乳類の祖先は恐竜と共存していたのか?長い論争に終止符を打つ新たな研究

    2023年7月1日 11:10
    dinosaur
この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • Cube02bannerexpandedweb3

    3Dプリンターで造られたチタンメタマテリアルが驚異的な軽さと強度を示す

  • thumbnail

    本物のように機能し成長する人間の脳組織を3Dプリントすることに成功

  • MIT Liquid Metal Printing 01 PRESS 0

    マサチューセッツ工科大学、液体金属を使用し、従来の10倍以上の速度で3Dプリントする技術を開発

  • 56f8598b0bf8cd2cefdedf50041cb98b

    皮膚組織に毛包を3Dプリントすることに成功

  • subtec9 b 750

    NASA、宇宙空間で回路を3Dプリントする技術に取り組む

今読まれている記事