昨日、Evan Blass氏によって、Xbox Cloud GamingやGeForce Nowといった、クラウドゲーミングサービスに対応する、Logitech(日本名:ロジクール)とTencentが共同で開発している新型携帯ゲーム機の外観画像はリークされたが、同氏は内部的なスペックについては共有しなかった。今回、WinFutureによって、Geekbenchデータベースから、この携帯ゲーム機のスペックと思われる物が発掘され、共有されている。それによると、どうやらスペックはミドルレンジのスマホ並みのようだ。
LogitechとTencentは、今のところ、携帯型Switchの代替となる予定機能については沈黙を守っており、Blass氏もまだ技術的なデータには言及していないが、OSにAndroidを搭載していることから、ARMベースの端末になるのでは予想される。そして、WinFutureは、Geekbenchデータベースのエントリからこの携帯ゲーム機と思われる物のスペックを見付けたようだ。
WinFutureは「Logitech GR006」と書かれたデバイスが発見し、それを米国通信規制当局FCCの関連データベースを検索したところ、「ロジクール G クラウドゲーミングハンドヘルド」のモデル番号に相当することがわかったとのことだ。
改めてGeekbenchのデータベースによると、このデバイスはおそらく比較的安価な製品で、実質的にゲームのストリーミングにのみ使用されることが予想される。
Geekbench は、実際には、コードネーム「Atoll」と呼ばれるマザーボードが使用されていることを言及、インターネットからの他のソースによると、プラットフォームとして クロック周波数が最大 2.3GHzで、8つの高速コアを持つ Qualcomm Snapdragon 720G を使用しているようだ。このチップは少し古い物ではあるが、用途が“ゲームのストリーミングプレイ”と言う用途に限られるため、実質的には十分な性能になるだろう。
この新たなロジクールのゲーム機については価格や発売日などの詳細はまだ明らかになっていないが、IFA2022で発表される可能性もありそうだ。
コメントを残す