Appleは、新たな機能と様々な改良・修正を施した「iOS 17.1」を公開した。
iOS 17.1では、9月にリリースされたiOS 17.0の初期アップデートでは利用できなかった、インターネット経由でのAirDropなど、以前に発表された機能の一部が提供される。その他の変更点には、常時表示ディスプレイに対応したiPhone向けのスタンバイモードの改善、Apple Musicの新機能、オペレーティングシステム全体にわたる様々な修正が含まれる。
あわせて、iPadOS 17.1、watchOS 10.1などもリリースされている。
iOS 17.1は、すべてのiPhoneXR以降のユーザーが利用可能となっている。アップデートは自動で表示されるが、すぐにアップデートを行いたい場合は、[設定]>[一般]>[ソフトウェアアップデート]と進み、iOS 17.1アップデートが表示されたら「ダウンロードしてインストール」をタップするだけだ。
なお、iOS 17.1では以下の新機能が追加されている。
iOS 17.1の新機能
- インターネット経由でAirDrop:AirDropの範囲から外れても、iPhoneはコンテンツを転送し続けることが出来る様になった。
- スタンバイモード:スクリーンのタイムアウトをコントロールしたり、常にスクリーンを表示し続けることができるようになった。この変更は、iPhone 14 Proおよび15 Proのラインナップなど、常時表示ディスプレイに対応したiPhoneでのみ利用可能だ。
- Apple Musicの改善:
- 曲、アルバム、プレイリストをお気に入りに追加できる。
- 新しいアートワークを追加して、プレイリストをパーソナライズ可能に。
- プレイリストの下部に、”雰囲気に合う “曲の候補が表示されるようになった。
- ロック画面のフォトシャッフル:フォトライブラリ全体からランダムに写真を選ぶのではなく、アルバムを選ぶことができるようになった。
- iPhone 15 Proのアクションボタン:近接センサーを使ってポケットやバッグの中で誤って起動するのを防ぐようになった。
- iPhone 14 ProとPro Maxのダイナミックアイランドにフラッシュインジケーターを追加。
その他バグ修正など
- Matterロックのホームキーのサポート
- デバイス間で同期される Screen Time 設定の信頼性を向上
- Apple Watch の転送時または初回ペアリング時に、重要な位置情報のプライバシー設定がリセットされることがある問題を修正
- 別の通話中に着信相手の名前が表示されないことがある問題に対応
- カスタムおよび購入した着信音がテキストトーンのオプションとして表示されない場合がある問題に対応
- キーボードの反応が悪くなることがある問題を修正
- クラッシュ検出の最適化(iPhone 14およびiPhone 15の全モデル)
- ディスプレイの画像が消えないことがある問題を修正
また、その他細かな修正や、パフォーマンス向上が行われている。
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