Instagramが、モバイルアプリを離れ、Webブラウザ版を導入してからしばらく経つ。これまでに、様々な機能が導入され、その機能はアプリ版と遜色ないレベルにまで向上してきたが、この度、InstagramのWebサイトは、デスクトップのより大きなスクリーンを活用するために完全に再設計された事が発表された。
このアップデートは、Instagramの責任者であるAdam Mosseri(アダム・モッセーリ)氏によってTwitterで発表された。同氏によると、新しいWebサイトは、これまでよりもクリーンで高速、かつユーザーフレンドリーな体験を提供するよう設計されているとのことだ。そして、より多くのコンテンツを水平に表示することで、これまで以上に大きなスクリーンを活用することが可能となっている。
メニューは、新しいサイドバーに移動し、フィード、検索、メッセージ、通知などにいつでも簡単にアクセスできるようになっている。検索や通知など一部のメニューは、画面全体を占めることなく左側に表示されるので、フィードの中身を確認することも可能だ。
同時に、ウィンドウの幅に応じてサイドバーを展開したり、折りたたんだりすることもできる。フィードを閲覧しているとき、Instagram Webは画面の右側にサジェストを表示する。全体的に、現代的なデザインへと刷新され、パソコンやタブレットでInstagramを使用する体験が改善されている。
残念ながら、Instagramは未だにiPad用のアプリを作らないとしているが、今回の動きはこの主張を確かなものにするだろう。iPadで利用する場合は、モバイルアプリよりも新しいWebサイトを利用する事で、快適なユーザーエクスペリエンスが得られるからだ。以前、Mosseri氏は、Instagramにとってこれを優先させるにはiPadユーザーがあまり多くないとしていた。
同じ発表の中で、Mosseri氏は、InstagramのユーザーがすぐにInstagramのアプリから直接投稿をスケジュールするための待望のオプションが追加されることが明らかになった。これからは、最大75日後までの予約投稿が可能になるという。
新しいInstagram Webは誰でも利用できるようになりましたが、投稿をスケジュールするオプションが正確にいつユーザーにリリースされるかは不明だ。
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