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Apple Vision Proの最初の分解動画がiFixitによって公開された。予想されたことではあるが、Apple渾身の、MRヘッドセット(Appleは空間コンピュータと呼んでいるが)は非常に複雑で分解が難しいデバイスであることが判明した。

iFixitによる分解は、Appleデバイスにとっては発売後の恒例行事と言えるだろう。まだ完全な検査ではないが、この話題のデバイスの内部見ることが出来る貴重なものだ。現時点では「修理可能性」のスコアは出ていないが、このヘッドセットの修理が非常に難しいものであることは見て取れるだろう。

Vision Proのバッテリーケーブルは独自のケーブル規格を採用している。これにより簡単に引き抜くことができないようになっているが、これは理にかなっているだろう。ただし、その接続方法にはAppleの未練が見て取れる。なんと、これまでに見たことのない特大のLightningコネクターが用いられているのだ。これは、SIMカード取り外しツールを用いることで引き抜くことが出来る様になっている。

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フロントガラスは接着剤で固定されており、熱を加えることで取り外しが行えた。ちなみに、このフロントガラスは割ってしまった場合、修理費は799ドル(118,000円)かかるそうだ。その下にプラスチックレンズがあるが、こちらは注意深くツールを使って取り外していたが、鋭利な部分は割れてしまっており、分解作業の困難さが垣間見える。

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ライトシールとその磁気シールを剥がすと、ニット生地に包まれたシールが見つかり、その後に薄い伸縮性のあるプラスチックシートが続いた。

いくつかのレビューで指摘されているように、EySightディスプレイの解像度が低く、薄暗い画像が表示される問題については、分解によって解決されたようだ。EyeSightディスプレイは、1組の目を表示するのではなく、OLEDと並んでワイド化とレンチキュラーレイヤーを使用することで、実際には複数の映像を表示する。

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この技術は、異なる映像を異なる角度から表示することで、観察者に立体視のような3D効果をもたらすために使用された。

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分解されて明らかになったの他の要素には、自動瞳孔間距離調整システム、ディスプレイとハードウェアのレイヤー化、および豊富なセンサーが含まれる。

iFixitを「信じられないような偉業」と評価しながらも、重量やテザーバッテリーなどいくつかの欠点があるとし、修理チームは実際の「修理可能性」スコアを出すには至らなかったが、「素晴らしいとは言えないが、プラス面として、いくつかの接続は非常に楽しい」と認めている。


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