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AI搭載Bingを早速試してみたが、Google一強が終わる予感がした

先日、Microsoftは、世界を席巻しているAIチャットボット「ChatGPT」の技術を発展させ、同社の検索エンジン「Bing」に搭載する事を発表した。まずは登録ユーザーに順次解放する形の限定アクセスとなっているが、今回運良く順番が回ってきて利用できることになったため、早速色々試してみた結果をこちらにまとめてみた。

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一言で言って、これはまさにインターネットから情報を集める新しい手段であるのみならず、人々にとって、新たな有能な(とはいえ間違えることもある)デジタルアシスタントの登場であり、Googleが危機感を覚えるのも最もだなと感じるものだった。インターネットの登場以来の大きな衝撃となる事だろう。

とはいえ、トップページにも以下のように警告があり、過信は禁物だ。

一緒に学習しましょう。Bing は AI を利用しているため、驚きや間違いが起きる可能性があります。必ず事実を確認し、 フィードバックを共有 学習と改善を行うことができます。

それが事実かどうかは確認することが必要だろう。

最初のページにも、いくつか質問のサンプルが用意されているが、せっかくなのでそこにはない質問をしてみた。まずは、旅行のオススメプランを提案してもらったところ、以下のような回答が得られた。

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新しいBingが、元となったChatGPTと異なるのは、質問時点でのWeb上の情報を元に回答を生成していることと、そのソース元を表示してくれ、情報の信憑性を自分で確認する事が出来る様になっている点だ。

回答の後に、いくつか追加の質問候補が表示され、質問を掘り下げることも出来るし、もちろん自分で掘り下げた質問を行う事も出来る。

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次に、自作PCを組み立てたい時に、オススメの構成を考えてくれるかどうか質問を行ってみた結果が以下の通りだ。「Forspoken」を快適に遊べる25万円くらいの予算で組めるかどうか聞いてみたが、ちゃんとパーツ毎の相場を考えて組んでくれている。

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物語を作れるかどうか、「マッチ売りの少女が異世界に迷い込んで活躍する物語を書いて」と頼んでみたところ、ちゃんと物語を考えてくれた。最後にちょっと感動させられる要素もあり、驚かされる。

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プログラミングのソースコードも、依頼したとおりの内容で表示してくれた。

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「2022年のpcの出荷台数を上位10社まとめて表にして下さい。それを、行毎に色を変えてhtmlで出力して下さい。」と質問したところ、以下のようにHTMLタグを出力してくれたので下にそれをそのまま貼り付けて表にした物が以下の物となる。色のセンスはないが、きちんと要求したことはこなしてくれているので文句は言えないだろう。

順位メーカー出荷台数(万台)市場シェア(%)
1レノボ7,50025.7
2HP5,90020.2
3デル4,50015.4
4アップル2,4008.2
5エイサー1,6005.5
6ASUS1,5005.1
7サムスン1,0003.4
8LG8002.7
9マイクロソフト6002.1
10フジツウ5001.7

先日、Googleが公開したAIチャットボットの「Bard」にサンプルとして与えた質問と同じ内容を、Bingにも尋ねてみたところ、以下のような回答が得られた。

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しっかりとソースを表示してくれて、質問の真偽を自分で確認出来る点が優れているだろう。

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ただし、上記のどれもが、質問を行ってから答えが出るまでには1分~待たされることがあった点は、これまで瞬時に結果が出ていた検索とは異なる点だろう。今後これは改善されるのだろうか。

また、Bingでチャット機能を使うためには、現在「Microsoft Edge」ブラウザを使う必要がある点も注意が必要だ。

とはいえ、自分が知りたい情報を答えてくれるだけではなく、やって欲しいこと等も依頼できるような、こんな有用な機能が無料で使えるというのは驚きだろう。

Microsoftが、今後これをどのように展開していくのか、そしてここからどうマネタイズしていくのか興味深い。

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