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暗号ブームにより、2020年から2021年にかけてPCグラフィックスカードの価格が大幅に高騰したが、価格はまだ多くのユーザーが望む水準には達していない。現在のAIブームも同様の影響を及ぼす可能性があり、一部の企業では供給不足が報告されているが、Nvidiaはサプライチェーンは多くの企業が想定しているよりも複雑だと述べている。

AI企業の最近の発言によると、AIブームによってGPUの需要が増加しており、一部の企業では供給不足が報告されている。NVIDIAは、サプライチェーンが完全に需要を満たせなくなったわけではないが、些細な問題に遭遇していると主張し、懸念をいくらか和らげている。

マイクロソフト、OpenAI、その他の企業は、AIワークロードに使用されるNVIDIA H100およびA100エンタープライズGPUの不足を緩和するために取らなければならなかった措置について言及している。Microsoftは従業員数を制限しており、QuoraのCEOはハードウェア不足がAIアプリケーションの真の可能性の足を引っ張っていると述べている。

NVIDIAは、GPUの製造上の問題は、メイン・プロセッシング・ユニットではなく、アドイン・ボードの他のコンポーネントが関係していることが多いと説明している。

チップが使用可能なGPUになるまでには、チップ設計から製造まで、複数の段階が必要だ。ひとつは、チップ設計段階での問題で、設計の見落としが製造のボトルネックとなり、設計の歩留まりが低下する可能性があることだ(歩留まりとは、完全にエッチングされたウェハーのうち、使用可能なチップの割合を指す)。レアアース(希土類)や、最近規制されたガリウムのような他の材料の不足は、長いロジスティクス・チェーンの他のステップに影響を与える。

現在の場合、問題はパッケージングであり、同社は現在、TSMCの3Dスタッキング・チップ・オン・ウェーハ・オン・サブストレート(CoWoS)技術で対応している。NVIDIAは、2023年後半には供給が大幅に強化されると約束している。

この状況がコンシューマー向けGPU市場にどの程度波及するかは不明だが、AIブームにより、NVIDIAはすでに生産リソースの一部をGeForce RTX 4090グラフィックスカードからH100に振り向けている。現在、AI分野ではNVIDIAが優勢だが、AMDももちろんただ手をこまねいているわけではない。AI企業からのコメントでは、AMDハードウェアへの注目の移行には時間がかかることが示唆されている。


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