GPTZeroは、Peerceptivと連携して、提出文章における生成AIの利用検知を行うことを発表した。GPTZeroはChatGPTのローンチ直後に構築され、今回Peerceptivによって統合され、中等教育後の学生が提出する文章提出物におけるAIの使用を検出するとしている。
このツールを用いると、その提出物がAIによって書かれた可能性がどれくらいあるかを示す確率が表示されるという。学生向けには、確率が高い場合にアラートが表示されるので、課題を提出する前に問題に対処することが出来る。このシステムは、春学期と夏学期にテストする予定だという。
パートナーシップについて、GPTZeroの創設者であるEdward Tianは次のようにコメントしている:
“私たちは、学生が倫理的かつ責任ある方法で生成的なAI技術を探求する力を得るべきだと考えています。Peerceptivとの提携により、新しいAI技術をナビゲートする上で、学生と教育者の両方をサポートするソリューションを提供できることを嬉しく思います。”
GPTZeroの統合は、教師がカンニングを特定するのに役立ち、おそらく手遅れになる前に学生に自分のやり方を見直すように促すだろうが、教師は注意しなければならない。そもそも、GPTZeroによって全てのAI利用が検出できるわけではない。GPTZeroのWebサイトには、AIは常に変化しているため、GPTZeroを学生を罰するために使うべきではない、とも書かれている。結果は、より全体的な方法で問題に対処するために使用されるべきであると述べている。
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