Googleは、2022年3月現在3つのスマートディスプレイを発売しているが、今年新たにタブレットのように持ち運びも出来るタイプのスマートディスプレイを発売する可能性があると、9to5Googleの情報から明らかになった。
ドッキング可能なスピーカー内蔵ベースとディスプレイの組み合わせ
これまでGoogleは、「Nest Hub」「Nest Hub(第2世代)」「Nest Hub Max」と3つのスマートディスプレイを発売してきたが、そのどれもが据え置き型だった。
同じくスマートディスプレイを発売しているAmazonも、「Echo Show」シリーズを展開しており、据え置き型のスマートディスプレイを発売しているが、Amazonは「Fire HD」シリーズでタブレットも発売しており、充電ステーションに置くことでスマートディスプレイとしても使えるため、タブレットのようにも使えるスマートディスプレイの開発に関しては、GoogleはAmazonの後塵を拝している状況だった。
9to5Googleへの情報提供者によると、新しいGoogleのスマートディスプレイ「Nest Hub」は、タブレットとしての使用が可能で、充電の際はスピーカー内蔵のベースステーションに置くだけで充電ができ、ドッキングした際は据え置き型のスマートディスプレイの様にも使えるとのことだ。
この新しいタイプのスマートディスプレイは、2022年内の発売を目指して開発が進められているという。
既に現行Nest Hubのインターフェイス変化から、新製品への布石が始まっていた?
現行の「Nest Hub(第2世代)」と、「Nest Hub Max」は、過去のアップデートで大幅なインターフェイスの改良がなされており、画面の下から現れるアプリ一覧画面や、Gboard風キーボード入力も追加された機能豊富なWebブラウザ機能の追加など、まさにタブレットの様な使い勝手に近付けた調整が行われている。
これらの変化は、今後のタブレットタイプのスマートディスプレイへの布石と見られている。
Pixelラインのタブレットとなるのか、Nestラインとなるのか中々線引きが難しい製品になりそうなところではあるが、今後の続報を待ちたい。
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