Googleは、5月の開発者会議「Google I/O 2022」において、今後Googleマップに今後新たに没入感のある視点から地図を見られるイマーシブビュー(Immersive View)を導入する事を発表していたが、本日同社はその機能の一部がGoogleマップに導入されたことを明らかにした。新たなGoogleマップでは、世界の100以上の主要なランドマークを没入感のある視点から眺めることが出来る。
イマーシブビューを先取り
とはいえ、今回追加された機能は、イマーシブビューが一部のランドマークで実際に使えるという物ではなく、今後イマーシブビューが導入された際にどのような形で見ることが出来るのかを動画で確認出来るようになったというものだ。
東京スカイツリーや、ニューヨークのエンパイアステートビル、ロンドンのビッグベンなど、今後イマーシブビューが導入される予定のランドマークを選択し、写真セクションを開くと、3D版の動画を見ることが出来る。Googleは、これはアプリにイマーシブビューを追加するためのスタート地点に過ぎないと述べている。今年後半に実際に展開が始まると、特定の都市のランドマークを空から眺めたり、ストリートビューのレベルまで降りて、レストランが開いている時間や近くの交通状況などの役立つ情報を見ることができるようになるという。
また、その他にも今回のGoogleマップアップデートでは、自転車のための新しいルート情報が追加された。急な坂道や階段にぶつかる可能性がある場所や、ルート上に交通量が多い場所が表示されるようになっている。
加えて、位置情報共有の通知が追加された。これにより、家族や友人と位置情報を共有している場合、その場所に到着またはそこから出発した場合、マップアプリや電子メールで通知されるようになっている。
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