今年のGoogle年次開発者会議「Google I/O」が5月10日に開催されることが発表された。これに先立ち、Googleは恒例となる、開催日時が記されたティーザーパズルを公開しており、素早く人々に解かれた後、Googleは改めてこの日付を発表した。
昨年のカンファレンスと同様、I/O 2023は、カリフォルニア州マウンテンビューの歴史あるShoreline Amphitheatreで、「限られた聴衆」の前で開催される。2020年、その年に開催される予定だった他の多くの対面イベントと同様に、このカンファレンスは中止された。その1年後、Googleはこのイベントをマウンテンビューのキャンパスで開催し、直接参加する人はほとんど同社の従業員に限定されていた。
Googleは、このイベントを公なものにする事を意図しており、徐々にその姿も以前の形に戻ってきている。I/O 2023は、CEOのSundar Pichaiの基調講演で幕を開け、その後、オンデマンドの開発者向けセッションをYouTubeやI/Oウェブサイトで視聴できるようにする予定だ。
恐らく今年のI/Oでは、Googleは、高まる同社へのAI技術搭載を求める多くの声に応える事が求められ、実際にイベントのかなりの部分を、最新のAIの進歩と革新に費やす事だろう。昨年末にリリースされ、既に世界を席巻しているChatGPTや、それを用いたMicrosoftのBingに対抗し、Googleは、インターネットにおけるその地位を堅持し、OpenAIのような新興のライバルに負けないということを示す必要がある。
さらに、それに加えてGoogleは、今年のI/O 2023でPixelフォンの新型を披露する可能性も噂されている。それがどのようなものなのかは憶測の域を出ないが、廉価版の最新型である「Pixel 7a」及び、長らく噂されている折りたたみ型の「Pixel Fold」が登場する可能性もありそうだ。加えて、スマートディスプレイとタブレットの融合が噂される、新たな「Pixel Tablet」が登場する事も期待されている。特に、招待状がタブレットのUIをイメージしていることからも、その可能性は高そうだ。
Source
- Google I/O 2023
- Android Developers Blog: Let’s go. It’s Google I/O 2023
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