昨年、Googleは、Google Homeアプリのメジャーアップデートを発表した。それ以来、同社は新しいGoogle Homeアプリのパブリックプレビューを提供し、50万人以上がこれを利用したと発表している。そして今回、Google I/O 2023で、Googleは、数ヶ月にわたるテストとフィードバックの後、新しく改良されたGoogle Homeアプリが、5月11日からすべてのユーザーにようやくロールアウトされると発表した。
新しいGoogle Homeのエクスペリエンスは、すべてのスマートホームデバイスを扱う手間を省くために再編成されている。カスタマイズ可能な「お気に入り」ページを中心に、お好みのデバイスに素早くアクセスできるほか、Googleが「スペース」と呼ぶ、デバイスの種類ごとに整理されたグループも用意されている。その他のデバイスコントロールは、部屋ごとに整理された「デバイス」ページに集約されている。
Googleは「Pixel初」として、ロック画面やクイック設定パネルからGoogle Homeのデバイスコントロールにアクセスできるホームパネルと呼ばれる新機能を導入している。この機能の多くは、端末のロックを解除することなく実行できるが、Googleは「より繊細なデバイスコントロール」を行うには、やはり端末のロックを解除する必要があることを指摘している。この新しいホームパネルは、2023年6月のPixel Feature DropでPixelデバイスで利用できるようになり、おそらく将来のある時点で他のAndroidデバイスにも提供される予定だ。
加えて、Wear OSのGoogle Homeアプリにさらなる機能が追加される。Google Homeの「お気に入り」タブにあるデバイスに手首からアクセスできるようになり、対応カメラからのカメラ通知では、アニメーションによるプレビューが手首に表示されるようになる。
アップデートされたGoogle Homeアプリは、明日からAndroidとiOSデバイスにロールアウトされる。Wear OS版への変更は5月15日から提供される予定だ。
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