Googleは、年次カンファレンスGoogle I/Oにて、同社が2022年に発売したPixel 7と同じ機能をいくつか持ちながら新しい機能を導入した廉価版スマートフォン「Pixel 7a」を発表した。
Pixel 7aは、いくつかの機能が削減されており、より手頃な価格で、なおかつ高性能なスマートフォンとなっている。Pixel 7aは、2.85GHzのCortex-X1コア×2、2.35GHzのCortex-A78コア×2、1.80GHzのCortex-A55コア×4、そして8GBのRAMを備えたTensor G2チップという、Pixel 7の性能はそのまま受け継いでいる点が大きな魅力だ。
また、Pixel 6aでは、かなり貧弱になってしまっていたカメラシステムは、Pixel 7aでは大きな進化を見せており、より多くの人々に印象的な機能を提供する性能を備えている。メインカメラは、Pixel 6aのものより72%大きいセンサーにアップグレードされ、光感度が44%向上している。
さらに、新たに1300万画素の超広角レンズを搭載し、より広い視野で写真を撮影することが可能だ。さらに、Pixel 7aに搭載されたナイトサイト機能は、前モデルのPixel 6aに比べて2倍の速度で動作する。
画面は有機ELの6.1インチで、解像度は1080×2400ピクセル、429ppiの密度を実現している。90Hzの「Smooth Display」を採用し、スクロールの向上や滑らかなトランジションを実現しています。
Pixel 7aは、滝のような動きのある被写体の画像において、質感や生命力を高めることができる機能「長時間露光」を導入した。さらに、「Pixel 7a」は「Tensor G2」を搭載し、最大8倍の超解像ズームを可能にし、遠距離からの撮影でもシャープで高品質な画像を撮影することが出来る。
また、Pixel 7や7 Proに似た外観を誇り、トレードマークのPixelカメラバーや滑らかな輪郭の表面も備えている。ミッドフレーム構造により、Pixel 7aはAシリーズのラインナップの中で最も頑丈なものとなっている。筐体は、防水、防汚、耐傷加工が施されている。
さらに、アルミニウムの筐体は、100%リサイクル材で作られている。充電は従来通り、USB-Cポートに対応している。ワイヤレス充電には対応しているが、バッテリーシェア機能は省かれている。
Pixel 7aは、4色のカラーバリエーション(Coral、Sea、Charcoal、Snow)となり、価格は62,700円からとなる。先行購入特典として、YouTube Premiumの12か月無料とGoogle Storeで次回の購入時に利用できるストアクレジットが1万円分付与される。5月15日から発送予定だ。
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