Googleは、iOS版Chromeに、4つの新たな機能を追加することを発表した。主な機能としては、カメラだけで検索できる内蔵Googleレンズ機能や改善された翻訳のサポートなどが含まれる。
すでにiOS版Chromeでは、ブラウジング中に見つけた画像を長押しすることでGoogleレンズを利用することができるが、これに加えて、ブラウザ内で新たに撮影した写真やカメラロールにある既存の画像を使って検索することもできるようになる予定だ。
また、Googleは翻訳サポートを改善し、iOS版Chromeユーザーがテキストを選択してGoogle翻訳オプションを選択することで、ページの一部を翻訳できるようにしている。「AIモデルの改良に伴い、Chromeはウェブページの言語を検出し、翻訳を提案する能力が向上しています。例えば、イタリアにある美術館に行く予定だが、サイトがイタリア語で書かれていて、その言語を話すことができないとしよう。Chromeは自動的にその美術館のウェブサイトをあなたの希望する言語に翻訳してくれます」と、Googleはブログで説明している。
また、カレンダー入力のサポートも強化されている。カレンダーアプリに切り替えたり、日付を手動で入力したりすることなく、Chrome内でGoogleカレンダーのイベントを作成することが出来る様になっている。Webサイト内で日付を長押しすると、Googleカレンダーに追加するオプションが表示され、時間と位置情報が自動的に入力されるようになっている。
また、GoogleはiOSのChromeのマッピングサポートも改善しており、住所を長押しするだけで、Chrome内にGoogleマップのミニビューが表示されるようになる予定だ。これは、GoogleマップにリンクしていないWebサイトで、住所をマップアプリに手動でコピー&ペーストする手間を省いてくれる物で、非常に便利な機能だろう。
Source
- Google The Keyword: 4 new ways to use Chrome on iOS
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