実績のある有名リーカーが、NVIDIAの次期グラフィックスカード「GeForce RTX 4080 Founders Edition」と思われる画像を公開した。
- VideoCardz : Alleged GeForce RTX 4080 graphics card has been pictured
- Twitter : Elysian Realm氏のツイート
Elysian Realm (@KittyYYuko)氏は、2020年3月にNvidiaのAmpereに関しても、いくつか正確な情報を事前に伝えていたことから、実績のあるリーカーだ。
写真でまず目を引くのは、このボードがGeForce RTX 30シリーズ製品と非常に似たデザインを継続して使用していることだ。そして、「4080」という型番に使われているフォントについて、VideoCardzは、SKU番号に公式の「GeForce」フォントを使用していないことを指摘している。しかし、NVIDIAが最近、公式サイトに新しいフォントタイプ(NVIDIA Sans NALA)を導入したこともあり、同社が、製品にもこのフォントを使用している可能性も考えられそうだ。VideoCardzでは、早速、リークされたロゴとこの新しいフォントを比較しているが、完璧にマッチしているように見える。
このカードは、これまでに出てきた製品とは異なった点がいくつかある。基板はデュアルワイド(RTX 3080と同じ)だが、GeForce RTX 3090/3090 Tiと同じくらいの高さと長さがあるようだ。また、ブレードデザインが洗練された別のファンを搭載しており、これはGeForce RTX 30シリーズに4080のステッカーを貼ったものではなく、新しいボードであることを示している。一方、ファンはGeForce RTX 3090のものと同じ大きさで、デュアルスロットのGeForce RTX 3080が採用しているものよりも厚いため、RTX 3080よりも出っ張っているようである。
NVIDIAの次期GeForce RTX 40シリーズ製品に関する以前のリークから、モデルRTX 4080はAD103グラフィックスプロセッシングユニットをベースにすることになっていることが分かっているが、これはラインアップの中で最大かつ最も電力消費の多いGPUではない。最大のGPUであるGA102 GPU(別名:BFGPU)をベースにしたボードのように、大がかりな冷却システムを必要としないのだ。(とは言え、それでも大きいが)一方、AD103は、NVIDIAのGA103/104(GeForce RTX 3080製品に使用)よりも電力を食うと予測されているため、「背の高い」デュアルワイドヒートシンクの使用がなされている可能性がある。
これが次期GeForce RTX 4080ボードであると断言することはできないが、色々な要素から、その可能性はありそうだ。。
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