最も新しく発売されたチップが最も高性能になりそうなものだが、実際テストしてみるとそうもならないのが面白いところ。今回はAndroidとiOSのそれぞれのフラグシップチップについての比較をご紹介する。
今回比較されたのは、2022年2月にデビューしたばかりのSamsung Exynos 2200と、2021年12月に登場したQualcomm Snapdragon 8 Gen 1、そして2021年9月登場のApple A15 BionicのGPU性能だ。
以下に実際にGolden Reviewer氏が行ったベンチマークテストの結果を転載する。
Apple A15 Bionicは半年程前の一番古い物にもかかわらず未だ最高性能を誇っていることに驚きを禁じ得ないが、Snapdragon 8 Gen 1も性能で追いついてきていることが見て取れるだろう。
今回オレンジ色にハイライトされているのが、最新となるExynos 2200の結果となる。これを見ると、Appleの1年以上前に発売となったA14 Bionicチップよりも性能が低いことが見て取れる。パフォーマンスが低い事も驚きだが、それ以上に驚きなのがパフォーマンスが低いにもかかわらず、消費電力が最も大きかったことだ。
Snapdragon 8 Gen 1に関しては、これでも発熱や効率の面からQualcommが満足しておらず早々に改良版をリリースするとの話も出ているため、QualcommとSamsungとの差も更に開いていくことが予想される。
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