Twitterを買収するのかしないのか、どっちなんだいと何かと話題のTesla創業者兼CEOのElon Musk氏だが、今回は事業以外の所での醜聞が報じられた。
- The Wall Street Journal : Elon Musk’s Friendship With Sergey Brin Ruptured by Alleged Affair
- Bloomberg : Sergey Brin Ordered Sale of Musk Investments After Affair: WSJ
Musk氏がBrin氏の妻を寝取り、Brin氏はMusk氏関連の投資を引き上げる
Musk氏は、Google共同創業者のSergey Brin氏の妻Nicole Shanahan氏と不倫したとのことだ。そしてその後、これによって彼らの友好な関係は終わりを迎えたとのこと。関係者がWSJに語ったところによると、夫妻は今年初め、“和解しがたい相違”を理由に離婚を申請したとのことだ。
Musk氏とShanahan氏の不倫は、Musk氏が当時の恋人だったGrimesことClaire Boucher氏と別れた後、昨年12月にマイアミで開催された芸術ショー「アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ(Art Basel Miami Beach)」がきっかけとされている。情報筋がWSJに語ったところによると、Brin氏とShanahan氏は当時、まだ一緒には暮らしていたが、新型コロナウイルス感染症の流行によるロックダウンや娘に関する問題でぎくしゃくしていたとのことだ。
Musk氏の奔放な女性関係はそれ以前からも問題になっていた。今月初めには、Musk氏が保有するBMI開発企業「Neuralink」のトップで、テスラの元社員でもあるShivon Zillis氏との間に双子をもうけたことが明らかになった。ちなみにこの双子は、代理母がMusk氏とBoucher氏の第2子を出産する数週間前に誕生したとのことだ。
また、今年5月には、Space Xの元客室乗務員が、Musk氏のセクハラ問題を口止めしようとして25万ドルを支払ったとして、同社を訴えている。被害者によると、Musk氏は彼女にマッサージを求め、体を露出し、性交渉を持ちかけたとのことだ。
ちなみにBrin氏自身も、(その端正な顔立ちと性格から)従業員との性的な関わりを頻繁にもっており、「Googleのプレイボーイ」と呼ばれ、社内でいくつか女性がらみの問題を起こしている。2014年には、Brin氏は23andMeの共同創設者であるAnne Wojcicki氏と結婚している時期であるにもかかわらず、Google GlassマーケティングマネージャーのAmanda Rosenberg氏と関係を持っている。Rosenberg氏は当時別のGoogle幹部と付き合っていた。Brin氏とWojicki氏は2015年に離婚したが、Brin氏はその後2018年に現在の妻であるShanahan氏と密かに結婚している。
WSJによると、Shanahan氏は離婚手続きの一環として、Brin氏の約1000億ドル(13兆5,000億円)の財産のうち10億ドル(1,350億円)以上の慰謝料を求めているとのことだ。
これまでBrin氏とMusk氏は友好な関係を築いていた。2008年の不況時にMusk氏所有のTeslaに50万ドルの資金を提供し、その危機を救っていた。Musk氏は2015年にBrin氏を「モデルX」を所有する最初の顧客のひとりにして恩返しをしたという。情報筋がWSJに語ったところによると、Musk氏は今年初めのパーティーで片膝をついてBrin氏に許しを請うところまで行ったという。同報道では、2人はいまだに頻繁に会話をしておらず、Brin氏は投資アドバイザーに対して、Musk氏の企業に対する個人的な投資を全て売り払うように伝えたとのことだ。
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