Elon Musk氏は、MicrosoftがTwitterのデータを使ってAI訓練を行った事が違法であるとして、Microsoftに法的措置を執ると脅迫しているようだ。
Musk氏の発言は、Microsoftが同社の広告プラットフォームにおいて、Twitterのサポートを停止すると発表したことを受けてのことであり、MicrosoftがTwitter APIへの支払いを拒否したことに対する報復措置とも見られる。
とはいえ、ここでMusk氏が指すトレーニングは、ChatGPTの背後にある大規模言語モデルの事であろうが、これを作り上げたのはOpenAIであり、明らかにMicrosoftではないが、MicrosoftはOpenAIに多額の投資を行い、Bing、Edge、Microsoft 365など多くの製品にOpenAIのAIを取り込んでいる。
Musk氏は過去にもTwitterアカウント「@ElonJet」の作成者を相手にするなど、実現しなかった法的措置をチラつかせたことがある為、現時点で実際にMicrosoftを訴えるかは不明だ。
Twitterの新しい料金体系では、Microsoftのような大企業がTwitterのAPIにアクセスするために、月額42,000ドルもの金額を支払わなければならない可能性がある。この新しい料金体系によって、TweetbotメーカーのTapbotsのような小規模な開発者は、すでにこのプラットフォームを放棄している。
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