EV充電ネットワークのElectrify America、75MWの大規模エネルギープロジェクト「Solar Glow 1」に着工

masapoco
投稿日 2023年2月16日 9:39
Large 882 ElectrifyAmerica

EV充電ネットワークのElectrify Americaは、カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡で、75MW(メガワット)の太陽光発電プロジェクト「Electrify America Solar Glow ™1」の正式な起工式を行った。このプロジェクトは、全米で800カ所以上のDC急速充電ステーションで、EVドライバーに届けられるすべてのエネルギーを再生可能エネルギーでバックアップすることを目的としている。

これまで、Electrify Americaのネットワークは、再生可能エネルギーのクレジットを購入し、EV充電のためのエネルギー使用量を補っていた。しかし、2022年5月、Electrify Americaは、再生可能エネルギー発電を支援する効果が低いと考える第三者によるアンバンドル・オフセット方式を放棄することを明らかにした。その代替として、今回の「Solar Glow 1」である。

現在建設中の「Solar Glow 1」は、ピーク時に75MW、年間225,000MWhの発電量を見込んでいるとのことだ。

このプロジェクトは、カリフォルニア州の開発会社Terra-Gen社と15年間の仮想電力購入契約(VPPA)を結んでいる。Electrify Americaは、Solar Glow 1が稼働するまでの間、環境保護証明書と、同じくサンバーナディーノ郡にある既存の太陽熱発電所を使ったTerra-Genとの暫定的なVPPAでエネルギー使用量をまかなうと述べている

Electrify Americaの次期CEOが内定しているRob Barrosa氏は、次のように述べている。

Electrify Americaは、電気自動車や充電にとどまらず、電気自動車革命に必要なエネルギーに至るまで、持続可能性を推進することに常に重点を置いています。今日のSolar Glow 1の起工式は、私たちの未来を示すものであり、私たちの価値観を象徴するものです。

Electrify AmericaのSolar Glow 1は、2023年の晩夏までに稼働する予定だ。


Source



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • xeon w 3400 w 9 chip angle 3 gigapixel standard scale 4 00x Custom
    次の記事

    Intel Xeon W CPUを発表 – 最大56コアのSapphire Rapidsワークステーションチップ

    2023年2月16日 11:14
  • 前の記事

    Snap、AR向けレイトレーシング機能を提供し、よりリアルなグラフィックを再現

    2023年2月16日 9:12
    Ray Tracing Tiffany Banner

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • magsafe charger

    iOS 17.4のアップデートによりiPhone 12がQi2での高速ワイヤレス充電に対応へ

  • rocket start propulsion system

    世界初となる核融合を利用した電気推進装置の実証実験が成功

  • sand

    フィンランドで従来規模の10倍となる新たな砂電池が建設、町全体の暖房を1週間まかなう事が可能に

  • news water battery 1220px

    発火も爆発もせず環境にも優しい世界初の「水電池」が開発された

  • nuclear reactor

    Amazonが原子力発電に投資、Cumulusデータセンターを6億5000万ドルで買収

今読まれている記事