EV充電ネットワークのElectrify Americaは、カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡で、75MW(メガワット)の太陽光発電プロジェクト「Electrify America Solar Glow ™1」の正式な起工式を行った。このプロジェクトは、全米で800カ所以上のDC急速充電ステーションで、EVドライバーに届けられるすべてのエネルギーを再生可能エネルギーでバックアップすることを目的としている。
これまで、Electrify Americaのネットワークは、再生可能エネルギーのクレジットを購入し、EV充電のためのエネルギー使用量を補っていた。しかし、2022年5月、Electrify Americaは、再生可能エネルギー発電を支援する効果が低いと考える第三者によるアンバンドル・オフセット方式を放棄することを明らかにした。その代替として、今回の「Solar Glow 1」である。
現在建設中の「Solar Glow 1」は、ピーク時に75MW、年間225,000MWhの発電量を見込んでいるとのことだ。
このプロジェクトは、カリフォルニア州の開発会社Terra-Gen社と15年間の仮想電力購入契約(VPPA)を結んでいる。Electrify Americaは、Solar Glow 1が稼働するまでの間、環境保護証明書と、同じくサンバーナディーノ郡にある既存の太陽熱発電所を使ったTerra-Genとの暫定的なVPPAでエネルギー使用量をまかなうと述べている
Electrify Americaの次期CEOが内定しているRob Barrosa氏は、次のように述べている。
Electrify Americaは、電気自動車や充電にとどまらず、電気自動車革命に必要なエネルギーに至るまで、持続可能性を推進することに常に重点を置いています。今日のSolar Glow 1の起工式は、私たちの未来を示すものであり、私たちの価値観を象徴するものです。
Electrify AmericaのSolar Glow 1は、2023年の晩夏までに稼働する予定だ。
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