DJI傘下でスウェーデンのカメラブランド Hasselblad が新たなカメラのリリースを9月7日15時(CEST)、日本時間で9月7日22時に発表することを明らかにした。これは以前よりうわさされていた同社の新たな中判カメラとなる模様。
Hasselbladの公式サイトには、” Inspiration in every detail. “との記述があり、9月7日にライブイベントが行われることが告知されている。
DJIは数年前にスウェーデンのカメラメーカーHasselbladの株式を取得した。DJIが大々的ににHasselbladの名前を使ったのは、Hasselbladの培ってきた光学技術を使って色鮮やかで見事な空撮写真を実現したDJI Mavic 2 Proを最初に発表したときだ。
DJI Mavic 3でもHasselbladの技術が活かされており、持ち運び可能なコンパクトなボディで素晴らしい空撮が可能となっている。
ここ数年、DJIがHasselbladのカメラに取り組んでいるといううわさが数多く聞かれたが、ついに新製品の発表が間近であることが判明した。
Photo Rumorsによると、Hasselbladの新たなカメラは、中判カメラの「X2D 100C」と見られるとのことだ。
同サイトによる予想スペックは以下の通りとなる。
- 1億画素の中判センサー
- 可動式モニタ
- 改善されたライブビュー
- 肩液晶
- 改善されたAF
- IBIS(ボディ内手ブレ補正)
- X2Dと共に3本の新しいレンズが発表される
- 新しいレンズのうちの1本は、XCD38mm F2.5
- 価格は8000ドル/8000ユーロ
- Capture Oneは近日中にハッセルブラッドのファイルに対応する
中判カメラと言うことで、価格も日本では円安も相まって100万円を軽く超えてきそうな設定だが、風景写真家やポートレート愛好家にとっては、性能だけを見ればこの上ない選択肢になるのではないだろうか。
また、今後DJIがHasselbladの技術をドローンにどう活かしていくのかも楽しみだ。
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