Microsoftは今週、OpenAIのAIテクノロジーを駆使したBing Image Creatorを追加し、Bing Chatのユーザーがわずかなテキストプロンプトでアートワークを作成できるようにした。これに関しては更に、Bingチャット経由ではなく、誰でも簡単に作成できる独自のBing Image Creatorサイトもオープンさせている。
画像作成サイトを利用する場合、Microsoft Rewardsプログラムのメンバーは優遇される面があるようだ。Bing公式ブログの投稿で明らかにされたように、Microsoft検索・AI担当コーポレートバイスプレジデント、Jordi Ribas氏は次のように述べている。
Microsoft Rewards会員になると、ポイントを使ってイメージ作品の生成速度を上げることで、クリエイティブな力をさらに加速させることができます。
Microsoft Rewardsに登録すると、Bingでの検索を含む同社のサービスを利用することでポイントを獲得することが出来る。このポイントは、電子ギフトカードや懸賞への応募、さらにBing Image Creatorのアートワークの高速生成などに交換することが出来るのだ。
また、Ribas氏は同じブログ記事で、こう付け加えた。
OpenAIの最新のDALL-EモデルでAI画像を生成することに加え、個人または社会に害を与えるようなコンテンツを生成するためにImage Creatorを使用することを禁止していることが重要です。そのために、特定のプロンプトや画像をブロックしているのですが、この数ヶ月はこのアプローチの参考にさせていただきました。その結果、一部の画像を過剰にブロックしてしまうことがあり、それが不満になることもあります。そのため、異議申し立てプロセスを導入し、分類器の改善を続けています。
同氏は、数週間前にBingチャットを立ち上げて以来、チームはImage Creatorをチャットインターフェースに直接統合することを決定したと述べている。
Source
- Microsoft Bing Blogs: Building the New Bing: Image Creator
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