Microsoft傘下のコード・開発者サイトGitHubは、既に「GitHub Copilot Chat」と呼ばれるAIコード支援システムのパブリック・ベータを提供しているが、これまでこれは企業や組織での利用に限定されていた。
だが本日GitHubは、この生成AIサービスがついに個人ユーザーでも利用できるようになったと発表した。パブリック・ベータ版へのアクセスも無料とのことだ。
新しい言語やフレームワークの学習、バグのトラブルシューティング、コーディングの質問に対する回答をシンプルな自然言語で得るために、開発者チームも個人も、IDEから離れることなくGitHub Copilot Chatを利用できるようになりました。コンテキスト切り替えの必要性を減らすことで、開発プロセスを効率化し、開発者の集中力と勢いを維持することができます。
開発者が GitHub Copilot チャットで試せる機能には、リアルタイムのコード解析やコードスニペットの説明がある。このチャットボットは、簡単なトラブルシューティングの解決策を提案したり、プロジェクトのセキュリティ問題を解決する方法をコーダーに提供したりすることもできる。
現時点では、GitHub Copilot Chat は Visual StudioとVisual Studio Codeの両方のエディターでサポートされている。現在GitHubのベータプログラムに参加していないメンバーは、こちらのサポートページから登録と開始方法についての情報を得ることができる。
親会社であるMicrosoftと同様に、GitHubは開発者や企業向けに生成AI Copilotサービスを提供するために全力を尽くしている。GitHub Copilotは2022年6月に初めてローンチされ、生成AIを使って開発者がプロジェクトのコード行を生成するのを支援するものだ。
2023年2月には、GitHub Copilot for Businessが開始され、シンプルなライセンス管理、組織全体のポリシー管理、「業界をリードする」プライバシー、Corporate proxyのサポートなど、通常のGitHub Copilotにはない機能が提供された。
3月には、OpenAIのGPT-4を使ってチャットボットベースのAIを追加し、開発者のコーディングを支援するGitHub Copilot Xが発表された。GitHubがどのようにAI機能を拡張し続けるのか、興味深いところだ。
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