中国で、妊婦に変装してIntelのCPUを大量に密輸しようとして税関で捕まるという珍しい事件が発生した。
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マカオから珠海の拱北港に来て中国本土に入国しようとした妊娠5,6か月くらいという女性が、どうも様子がおかしいと言うことで税関職員によって取り調べを受けたところ、腹部にシリコン製のプロテーゼが見つかり、それを取り除くと、透明なテープでしっかりと隠されたCPUとスマートフォンが出てきたそうだ。
押収されたのは、CPU202個とスマートフォンが9台だったとのこと。CPUはIntelの第12世代のAlder Lakeであり、スマートフォンは最新のiPhoneだったようだ。
ちなみに、中国の税関が同様のケースを摘発するのは今回が初めてではないようだ。今年初めには160個のIntel Alder Lake CPUを体に装着した人物が摘発されている。どうも、妊婦に扮して税関逃れをしようとするのは、中国では一般的(?)な方法のようだ。
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