Appleは、今年の初めにWWDC 2023で発表した、同社の最もパワフルなM2 Ultraチップの後継機を開発中であることが、Bloombergによって報じられている。
現行のMac StudioとMac Proデスクトップに搭載されているM2 Ultraチップは、2つのM2 Maxチップのダイを1つに統合したもので、24個のCPUコアと最大76個のGPUコアを搭載している。
しかし、BloombergのMark Gurman氏によると、開発者のログを調べたところ、M3 Ultraチップが開発中であることが判明したとのことだ。このM3 Ultraチップの基本設計は32CPUコアと64GPUコアだが、最大で80GPUコアになる可能性があると言う。
Mac StudioとMac Proの新モデルに搭載される可能性が高いが、すぐにリリースされることはないだろう。Gurman氏は、M3 Ultraチップ搭載Macは、最短でも2024年末にリリースされるだろうと見ている。
Gurman氏は、Appleの新しいM3チップライン全体のロードマップを入手したことも述べている。
Gurman氏によれば、M3は8CPUコアと10CPUコアを搭載するという。このM3チップは、Appleの新しいMacBookとMacBook Airラップトップ、そして新しいiMacとMac mini PCに搭載されると言われている。Gurman氏は、以下のようにM3モデルのMacシリーズ登場時期について予想している:
最初のM3 Macは、Taiwan Semiconductor Manufacturing Co.が開発した3nm製造プロセスに基づいており、10月にデビューするはずである。これまでのM1とM2のリリースサイクルを考えると、M3 ProとM3 Max Macが2024年まで登場するとは思えない。そして、M3 Ultraチップが登場するのは、早くてもその年の年末になるだろう。
M3 ProとM3 Maxチップがリリースされるのは2024年頃になりそうだ。Gurman氏によると、M3 Proは大型のMacBook ProとMac Mini向けに、12または14のCPUコアと32ものGPUコアを搭載する。M3 Maxチップは、16のCPUコアと40ものGPUを搭載すると言われている。こちらは、Mac Studioに加え、大型のMacBook Pro向けのオプションとなる。
Source
コメントを残す