Appleは本日2022年2月11日、 macOS Monterey 12.2.1をリリースしました。これは、macOS Monterey 12.2のリリースから2週間後に行われるマイナーなバグ修正アップデートです。
macOS Monterey 12.2.1へのアップデートは、システム環境設定の「ソフトウェアアップデート」を使用して、対象となるすべてのMacにダウンロードできます。
Appleのリリースノートによると、macOS Monterey 12.2.1は、Macに接続されたBluetoothデバイスが過剰な量のバッテリーを消耗する原因となっていたバグに対処しています。
1月下旬に macOS Monterey 12.2アップデートがリリースされた後、スリープモード中に過度のバッテリーの消耗を経験しているユーザーからの苦情が多く出ていました。原因は、接続しているMacを頻繁に起動していたBluetoothアクセサリのようです。
一部の影響を受けたユーザーは、macOS 12.2アップデートをインストールした後、スリープモードにもかかわらず一晩でMacのバッテリー寿命が100%から0%に低下してしまうこともあり、IntelベースのMacとAppleシリコンベースのMacの両方が影響を受けました。Bluetoothが無効になったとき、またはBluetoothアクセサリがMacから切断されたときに問題が停止したことから、Bluetooth機器との接続が問題と認識されました。
macOS Monterey12.2.1は、悪意を持って作成されたWebコンテンツが任意のコードの実行につながる可能性があるWebKitのバグも修正します。Appleは、この問題が積極的に悪用された可能性があるという報告を認識しているため、Macユーザーはできるだけ早く新しいソフトウェアにアップデートする必要があると述べています。
また同時にAppleは、macOS BigSurとCatalinaのユーザー向けに新しいバージョンのSafari 15.3もリリースしました。これは、おそらく「macOSMonterey」12.2.1で修正された同じWebKitの脆弱性に対処するものです。
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