Appleは、今年Mac Studioと共に発売した「Studio Display」で、初めてモニターにAppleシリコンを搭載したが、同社はこの路線を継続しており、Pro Display XDRを含む複数のAppleシリコン搭載モニターを開発中である事が、BloombergのMark Gurman氏によって伝えられている。
Studio DisplayにAppleシリコンが搭載される事で得られる機能としては、FaceTime通話時など、搭載されたインカメラによる撮影時に、自動的なズーム・リフレーミングにより、常に被写体を中央に配置して写し出す「センターフレーム」機能や、同じくモニターに搭載されているスピーカーによる「空間オーディオ」の実現だが、後続のモニターも同じ機能を実現する見込みだ。
Mark Gurman氏はBloombergのニュースレター「Power On」で、Appleが複数のAppleシリコンを搭載したモニターの開発を行っている事、そのリストにはPro Display XDRのアップデートが含まれている事を報告している。このモデルの仕様の詳細については言及されていないが、Gurman氏は、新しいAppleシリコン版Mac Proが現在開発中であるため、この新たなモニターも、Mac Proの発売後に出荷される可能性があると述べている。
ちなみに、Pro Display XDRの後継機については、以前の噂では7K解像度の32インチ、もしくは36インチサイズになる事が伝えられている。
Studio Displayが更新されるかは不明だが、新しいPro Display XDRとともに、Studio Display Proが加わる可能性もある。この噂のディスプレイは、mini LEDとProMotionを使った27インチ画面を搭載すると推測されていた。当初、10月発売と推測されていたものの、現在発売はされておらず、2023年初頭が濃厚となっている。
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