証券会社Jefferiesのアナリストらによる報告では、1月第1週の中国国内でのiPhone販売は、前年同期比30%以上減少している反面、XiaomiやHuaweiなどの国内競合企業は横ばいの売上を維持しており、Appleにとって芳しくない状況が続いているようだ。アナリストらは更に、Appleの中国におけるiPhoneの売上は2024年を通しておそらく悪化し、2桁の減少が予測されると述べている。
Jefferiesが日曜日に発表し、Bloombergが共有したメモによると、Huaweiは2023年に中国で最もスマートフォン市場シェアを獲得し、前年比約6%上昇した。一方、Appleの中国における市場シェアは前年比約4%減少したという。
Jefferiesによると、Appleの販売台数は2桁減少し、2024年にも同様の減少が予測されている。Jefferiesは、その調査結果の一部として、複数のオンラインストアでAppleのスマートフォン製品の割引が増加したことを指摘し、アナリストは、販売台数を改善することなく平均販売価格を押し下げたと見ている。
Appleが今、問題に直面しているのは中国だけではない。米国ではApple Watch Series 9とWatch Ultra 2をめぐって法廷闘争が繰り広げられており、特許侵害によりデバイスの販売が永久に禁止される可能性がある。また、米国政府から独占禁止法違反の訴訟を起こされる可能性もある。さらに、同社は1月第1週にBarclaysとPiper Sandlerによって2度株価を格下げされている。Barclaysは、格下げに関するメモの中で、中国でのiPhone 15の販売データが「冴えない」ことを理由に挙げている。
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