Appleは本日、新世代の24インチiMacを発表した。M1 iMacの発表から3年越しのリフレッシュとなるが、デザインの変更はなく、アップデートは主に内蔵チップセットに焦点を当てた物となる。
iMacがM3チップを搭載し大幅性能アップ
唯一にして最大のアップデートはM3チップの搭載だ。M1から2世代分のステップアップとなるので、性能向上はより大きく感じられるはずだ。M3の4つの高性能CPUコアは、M1のCPUコアより最大30パーセント高速で、4つの高効率CPUコアは最大50パーセント高速だという。Appleによれば、M3に搭載された10コアのGPUはM1の最大2.5倍高速で、16コアのニューラル・エンジンは最大60%高速だという。
M3搭載によるゲーミング性能の向上は大きいだろう。ハードウェア・レイトレーシングに対応したM3チップにより、より多くの対応ゲームがMacにもたらされることが期待できる。
また、その他の変更点としては、新しいiMacでは、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3、最大4基のUSB Type-Cポート(うち2基はThunderboltポート)、ギガビットイーサネット(一部のモデルで対応)、最大6Kディスプレイのサポートなど、接続性も向上している。
その他は変更は見られない。最大輝度500nitの24インチ「4.5K」ディスプレイ(4,480×2,520)、7色のカラーバリエーション(シルバー、レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、パープル)、白一色のベゼル、外部ディスプレイの1台制限、RAMとストレージの開始容量も同様だ。
最後に驚くべきは、iMac 周辺機器が未だにLightningコネクタに固執していることだろう。今後モデルサイクルの途中で切り替わる事も考えられるが、USB-Cでの統一を望んでいた人々には残念な結果だ。
新型iMacは本日より注文可能で、11月7日から出荷開始だ。8コアGPUを搭載したM3、256GBのストレージ、2つのThunderboltポート、タッチID非搭載キーボード、8GBのRAMを備えたベースモデルは199,800円から。10コアGPU、電源ブリック搭載のギガビット・イーサネット・ポート、2つのUSB-Cポート、Touch IDキーボードを搭載したアップグレード版は234,800円からとなる。
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