AMDは本日、同社の最新CPUとなる、「Ryzen 7000ラインアップ」をオンラインインベント「together we advance_PCs」にて発表したが、このイベントで、同社が開発中の次世代GPU RDNA3アーキテクチャに基づくRadeon 7000の今年後半の発売を予告し、一部外観のティザーを公開した。
AMD が示したティーザーは、RDNA 3 GPU コアを搭載したグラフィックス カードを示している。デザインはRadeon RX 6950XTシリーズと同様、ブラックを基調としたデザインにまとめられている。厚みからして、これはラインナップのフラッグシップ デザインの 1 つになる可能性が高い。デュアル 8 ピン コネクタの横にあるヒートシンク フィンの 3 つに独特の赤いトリムも備えている。
ライブデモでは、現在AMDの研究所でRadeon 7000が動作しており、そのパフォーマンスは、AMDのLisa Su CEOが、「絶対に素晴らしい」と表現しているレベルを実現しているようだ。また、次期アーキテクチャではRDNA2比でワットあたり50%の性能アップを実現するというこれまでのアナウンスが再確認された。
AMDは、新しいRyzenフラッグシップCPU(7950X)と共に、新しいRadeonカードも初めて公開デモで披露している。AMDがデモに選んだのは「Lies of P」。GPUを4K解像度で、ウルトラ設定で動作させるデモを、量産前のRDNA3 GPUで行なっている。
AMD Radeon RX 7000シリーズはRDNA3チップレットデザインを採用しており、噂では、フラッグシップモデルには12,288個のStream Processorを搭載したNavi 31 GPUと最大24GBのGDDR6メモリが搭載されると言われている。同社は新GPUシリーズの発売時期を明らかにしなかったが、Lisa Su氏は新アーキテクチャが今年後半には完成すると述べている。
コメントを残す