Appleは、その発表から半年、ついに「Vision Pro」のスペックの多くを明らかにした。
まず、ストレージだが、容量は256GB、512GB、1TBの3つのストレージ構成が選べるようだ。現時点では、スペックシートによると、すべてのユニットに共通で16GBのユニファイドメモリが搭載されているため、iPadのようにストレージの構成によってRAMの容量が異なるということはないようだ。
最も注目すべきは、「ディスプレイ」の詳細が明らかになったことだ。Appleによれば、マイクロOLEDテクノロジーを採用した2300万ピクセルのディスプレイだという。ディスプレイのピクセルピッチは7.5ミクロンで、DCI-P3色域の92%をカバーしている。
リフレッシュレートは、ハイエンドのVRヘッドセットとしてはかなり標準的だ。Appleによれば、コンテンツに応じて90Hz、96Hz、100Hzの可変リフレッシュレートに対応するようだ。
M2プロセッサーは現行のMac miniに搭載されているM2プロセッサー、構成としては8コアのCPUと10コアのGPUを搭載したものだ。
その他のスペックについては、メインカメラは “6.5ステレオメガピクセル”。2つの高解像度メインカメラ、6つのワールドフェイシング・トラッキング・カメラ、4つのアイトラッキング・カメラ、TrueDepthカメラシステム、LiDARスキャナーがある。
その他のセンサーとしては、4つの慣性計測ユニット、フリッカーセンサー、環境光センサーが搭載されている。
Optic IDは、ユーザーの虹彩ベースの生体認証を使用する。ユーザーを保護し認証する方法は、FaceTimeと非常によく似ている。
オーディオスペックシートには、空間オーディオとヘッドトラッキングを備えたスピーカーが搭載されていること以外、具体的な仕様は書かれていない。しかし、指向性ビームフォーミングを備えた6つのマイクアレイを搭載しており、MagSafe充電ケースと一緒に出荷されたリフレッシュされた第2世代AirPods Proと同様に、今のところH2対H2の接続が必要であることが文書に明記されている。
接続はWi-Fi 6とBluetooth 5.3で行われる。
バッテリーなしの本体重量は650グラムだ。
その他同梱物だが、Apple Vision Proには、Solo Knit BandとDual Loop Bandが同梱される。Apple Vision Proには、Solo Knit BandとDual Loop Bandが同梱される。事前の情報では、30分程度で汗をかき疲労を訴えたとの話もあり、状況に応じてバンドを選択できるようになっているようだ。
その他、ライトシールとライトシールクッションが2つ入っている。
また、前面用のApple Vision Proカバー、Appleポリッシングクロス、バッテリー、USB-C充電ケーブル、USB-C電源アダプタも入っている。
その他の技術的な詳細については、実際の使用と分解によって明らかになるだろう。
Source
- Apple: Vision Pro
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