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Tesla、EVスポーツカー「Roadster」の設計などをオープンソース化し資料を全面公開

電気自動車大手のTeslaは、同社がかつて販売していた電気自動車(EV)スポーツカー「Roadster」の設計とエンジニアリング資料をオープンソース化し、同社サイトにて公開している

Roadsterは2008年から2012年まで製造され、現在は製造が終了している。2017年に新型が発表されたが、その後遅延が起きており、新モデルはいまだ市場に出ていない状況だ。

Tesla社CEOのElon Musk氏によって突然、オリジナルのRoadsterの設計とエンジニアリングの「完全オープンソース化」が発表されたが、同社の意図は不明だ。

Teslaの自社技術のオープンソース化は、2015年に同社が特許を一部オープンソース化すると発表した事が記憶に新しいが、その際、Teslaは特許侵害に対して訴訟を起こさないと約束しただけで、これは厳密にはオープンソースとは異なっていた。今回のRoadsterは完全なオープンソース化となる。

今回公開された研究開発文書には、設計段階で作成された情報も含まれている。これらの文書は、製造参照や修理・保守資料ではなく、実際の生産モデルや販売されている部品を正確に反映していない可能性もある。この情報を使用する場合、すべての法律と安全プロトコルに従う責任は使用者にあり、作業に対してはいかなる保証も提供されない点には注意が必要だ。また、この情報に基づいて部品を製作したり、新しい修理方法や手順を作成した場合、それらはTeslaの正規部品やアクセサリー、またはTeslaが承認した手順ではないことを理解する必要がある。


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