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Microsoft、AIアシスタント「Microsoft Copilot」やBingでのDALL-E 3対応など多数のAI製品を発表

Microsoftは、Github、Microsoft 365、Bing、Edgeなどの製品に統合される包括的なAIコンパニオンである「Microsoft Copilot」を発表した。

Copilotは、ウェブコンテキスト、ユーザーデータ、PC上のリアルタイムのユーザーアクティビティを「独自に組み込んで」、ユーザーのプライバシーとセキュリティを優先しながら支援を提供する、とMicrosoftは主張している。Microsoft Copilotは、Windows 11、Microsoft 365、EdgeおよびBingウェブブラウザで利用できる。

Copilotの機能拡張に伴い、さまざまなMicrosoftのアプリケーションでAI機能の拡張がリリースされる予定だ。Copilotの最初の展開は、9月26日に提供される予定のWindows 11アップデートで行われる

「私たちは、あなたの生活全体で機能する1つの体験を提供するという私たちのビジョンのために、私たちの最も使用されているアプリケーション全体にCopilotの機能と接続を時間をかけて追加していきます」と、コーポレート・バイスプレジデント兼コンシューマー・チーフ・マーケティング・オフィサーのYusuf Mehdi氏は述べている。

ペイントアプリもAIアップグレード

このアップデートでは、ペイントと写真のAI機能強化、スニッピングツールに画像から特定のテキストコンテンツを抽出して別のアプリケーションにペーストできる新機能、メモ帳とOutlookの機能更新など、150以上の新機能が追加される。

Microsoftの古典的なペイントアプリが生まれ変わり、描画とデジタル作成のためのAIのサポート、AIの背景除去とレイヤー、およびペイントアプリケーションに生成AIをもたらすCocreatorのプレビューが開始される。

BingのDALL·E 3統合

加えて、Microsoftは、OpenAIのDALL·E 3画像ジェネレーターへのアクセスを近々追加すると発表した。

10月にChatGPTの企業ユーザー向けにリリースされるDALL·E 3は、ユーザーが入力したプロンプトをより的確に理解するようになり、これまで以上に高精度な画像生成を可能とする。Microsoftは、BingのDALL·E 3がいつリリースされるかは明らかにしていない。

加えて、BingとEdgeプラットフォームでは、パーソナライズされた検索回答とMicrosoft ShoppingのAI機能強化、Bing Chat Enterpriseのモバイルサポート、マルチモーダル視覚検索、Image Creatorが間もなく提供される。

さらに、Microsoft 365 Chatが、電子メール、会議、チャットのより良い管理を通じて仕事のパフォーマンスを変革するために設計されたMicrosoft 365 Copilotの一部としてデビューする。Microsoft 365 Copilotは、Microsoft 365 Chatとともに、2023年11月1日から一般的に利用できるようになる。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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