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Boseの空間オーディオに対応したANCイヤホン・ヘッドフォン「QuietComfort Ultra」が9月にも登場か

MySmartPriceの新たなリークによって、Boseが人気のQuietComfortラインの刷新を計画している事が明らかになった。

リークによると、Boseはイヤホンとヘッドフォンの両デバイスを製作しており、好評を博したQuietComfort Earbuds II イヤホンの後継として、新たな「Bose QuietComfort Ultra」イヤホンを、そしてQuietComfort 45 ヘッドフォンの後継であり、更なる高級化を図った「QuietComfort Ultra」ヘッドフォンが登場するとのことだ。

Bose QuietComfort Ultraイヤホン

QuietComfort Ultraイヤホンは、黒と白のカラーバリエーションで展開され、外観デザインは前モデルと同様だ。

前モデル同様に優れたアクティブノイズキャンセリング機能を備え、更にQuietComfort Ultraイヤホンにはさまざまなソフトイヤーチップが付属している。内蔵マイク、タッチコントロール、Bluetooth v5.3対応、IPX4防水機能などを備えている。Boseはまだこれらを正式に発表していないため、いくつかのスペックは不明だ。

Dealabsの最近のレポートによると、QuietComfort Ultraイヤホンは約380ドル(55,000円)とのことだ。

Bose QuietComfort Ultraヘッドフォン

Bose QuietComfort Ultraヘッドフォンはブラックとホワイトの2色展開で、QuietComfortシリーズの他の製品と同様に、音量の調節や音楽のコントロールが可能な物理ボタンを備えている。また、充電と有線接続の両方に対応するUSB-Cポートを備えている。

MySmartPriceによるリークと共に、The Vergeも匿名の情報源から独自に実機画像を入手しており、Boseの次期ヘッドフォンの外観がより具体的に明らかになっている。画像によると、QuietComfort UltraヘッドフォンはQuietComfort 45とNoise Cancelling Headphones 700のハイブリッドモデルのような洗練された外観を備えている。折りたたみ用のヒンジ、専用の静電容量式ボリュームスライダー部分、楕円形のキャリングケースを備えているようだ。

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(Source: The Verge)

加えて、「Immersive Audio(イマーシブ・オーディオ)」と呼ばれる、空間オーディオ機能が搭載されていることも明らかになった。これには、例えばウォーキング時などの動きながら音楽を聴くときと、部屋でゆったりと安楽な姿勢でと聴くときとでそれぞれ適した音場を提供する物で、より没入感のある音楽体験が出来るものとされている。

The Vergeはヘッドフォンについてこの機能の搭載を紹介しており、イヤホンにもImmersive Audioが搭載されるかは不明だ。

Dealabsによると、QuietComfort Ultraヘッドフォンは約500ドル(72,400円)とのことだ。

また、QuietComfort Ultraシリーズは、どちらもSnapdragon Sound認証を受けているようだ。これは、特定の高忠実度コーデックが優先され、より良いサウンドの提供に貢献する事を意味し、Androidデバイスにおいて、より優れたオーディオ体験が得られるであろう事が予想される。

発売時期については、Boseは9月に新製品を発表する傾向があるので、その頃に発売されると予想されている。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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