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Meta、2023年第2四半期は11%の増収を記録しDAUも増加

Metaは本日、2023年第2四半期決算を発表したが、昨年の悲観的な様子から一転し、前年同期比で11%の増収となったことを明らかにした。CEOのMark Zuckerberg氏は、さまざまなアプリに「強力なエンゲージメント」があり、「良い四半期」だったと評価した。

Zuckerberg氏は続けて、Llama 2、Threads、Instagramリール、新しいAI製品のリリース、そして秋にはQuest 3の発売が予定されており、製品ロードマップはここしばらくで最もエキサイティングなものだと述べた。

第2四半期の売上高は、前年同期の288億ドルに対し320億ドルとなった。これは11%の増加である。

売上高の増加だけではなく、2023年6月の同社のサービス群全体のデイリーアクティブピープルが30億7000万人で、前年同期比7%増となっていることは興味深い。同じサービス全体の月間アクティブ人口は6月30日現在で38.8億人で、前年比6%増だった。

特にFacebookのデイリーアクティブユーザーは前年比5%増の20.6億人、月間アクティブユーザーは3%増の30.3億人だった。同社が依然としてユーザーを増やしているということは、収益を増やし続けることができるということであり、投資家にとっては好ましいことだろう。

今後の見通しについてMetaは、第3四半期の収益は320億~345億ドルの範囲になると予想している。経費については、第2四半期に計上された訴訟関連費用により増加し、通期で880億~910億ドルの範囲になると予想している。

同社はまた、規制情勢を引き続き注視していくとしている。同社によると、EUと米国では引き続き「事業と業績に大きな影響を与えうる法的・規制的逆風」が強まっているという。

Metaは取引時間終了後に報告書を発表した。終値は298.57ドルだったが、時間外取引ではこの好調な決算を受けて319ドルに達している。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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