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Windows 11だけでなく、LinuxもRust化が進んでいる

Microsoftが、Windows 11のセキュリティ向上のため、カーネルの中心にRustコードの採用を実施していることが明らかになった。これまでのところ、内部テストでは有望な結果が得られており、数週間後にはInsiderに提供される可能性がある。

だが、Linuxも負けじとRustの導入を進めているようだ。最新のLinuxパッチでは、カーネルバージョン6.4が、「安全でない」コードの必要性を減らすのに役立つ、より多くの最適化を受けていることが明らかにされている。パッチにはこう書かれている:

Rustのコアにさらなる追加を行いました。重要なのは、pin-init APIが追加されたことです。これは、ここで追加された同期などの他の抽象化機能でも使用されることになります:

  • pin-init API: 安全なピンの初期化問題の解決策です。これにより、安定したアドレスを必要とするデータ構造を扱う際に、カーネル内で「安全でない」コードの必要性を減らすことができます。

パイプラインには他にも多くの追加があり、こちらのプルリクエストで確認することが出来る。

Rustの他にも、Windows 11とLinuxの両方が、ファイルシステムのパフォーマンスに関しても、それなりの改善を受けている。Windows側にはReFSがあるが、LinuxではF2FS、Btrfs、EXT4、そして非公式のNTFSが改善されている。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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