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Amazon、2023年第1四半期決算を発表、堅調な成長を報告

Amazonは、2023年の第1四半期決算を発表した。厳しい経済状況ではあったが、それでも売上高は9%増の1,274億ドルに達した。前年同期の売上高は1,164億ドルだった。また、前年同期比で、営業利益、当期純利益、営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフローを改善している。

Amazonが達成した素晴らしい業績は、MetaMicrosoftGoogleが達成した業績と同じである。これらの企業はすべて、レイオフ等によるコスト削減の後とはいえ、収益をプラスの領域に維持することに成功している。

AmazonのCEOであるAndy Jassy氏は、以下のように述べている:

“当社のストア事業は、フルフィルメントネットワークの提供コストを改善し続ける一方で、商品をお客様の手に届けるスピードを高めています(2023年には過去最速のプライム配送スピードを達成する見込みです)。広告事業は、機械学習への継続的な投資により、お客様が当社と関わる際に関連する情報を見ることができるようになり、その結果、ブランドにとって異例の好結果をもたらすなど、力強い成長を続けています。また、AWS事業では、このようなマクロ環境の中で、企業の支出をより慎重にしていますが、当社は引き続き長期的な顧客関係の構築を優先し、お客様のコスト削減を支援するとともに、当社のユニークな費用対効果の高い機械学習チップ(「Trainium」「Inferentia」)、マネージド大規模言語モデル(「Bedrock」)、AIコードコンパニオンCodeWhispererによって、大規模言語モデルや生成AIなどの技術をより容易に活用できるようにします。私たちは、AWSの基本的な部分を気に入っており、この先大きな成長があると信じています。”

今回の決算報告の一環として、Amazonは第2四半期の業績予想についてガイダンスを発表した。売上高は1,270億ドルから1,330億ドル、営業利益は20億ドルから55億ドル(前四半期は48億ドル、前年同期は33億ドル)になると予想している。

良好なレポートを受け、Amazonの株価は市場開始から4.61%上昇し、109.82ドルで取引日を終えた。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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