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Microsoft、は従業員エンゲージメントプラットフォーム「Microsoft Viva」にCopilot AIを導入

Microsoftは、自社の多くのサービスに生成AI機能を追加し続けている。3月には、同社の各種Officeアプリのユーザーが文書やスプレッドシートを書くのを支援する「Microsoft 365 Copilot」を公開した。本日、MicrosoftはCopilotの別バージョンとして、今度は従業員エンゲージメントプラットフォーム「Microsoft Viva」向けのCopilotを発表している。

Microsoft VivaのCopilotは、「リーダーが従業員を理解し、関与するための全く新しい方法を提供する」と述べている。Vivaの一部であるGoalsは、従業員が会社の目標をより明確に理解できるようにするためのものだ。Copilotの新機能がGoalsでどのように機能するかは、次のように説明されている:

Microsoft Viva Goals の Copilot は、目標と重要な結果 (OKR) の作成プロセスを通じてリーダーをガイドし、組織全体の目標管理を簡素化します。Copilot は、年次事業計画や製品戦略書など、既存の Word 文書に基づいて OKR の推奨案を提案します。作成されたCopilotは、OKRの状況を要約し、阻害要因を特定し、次のステップを提案することで、従業員の時間を節約します。最後に、Copilot は既存のデータを統合して、より包括的なチェックインを生成することができるため、チームはさまざまな真実の情報源にまたがる幅広い知識を活用することができます。

また、Microsoft Vivaの別のセクションであるViva Engageと呼ばれるCopilotの要素も用意されている。Engageは、基本的に各企業向けにカスタマイズされたソーシャルネットワークです。ここでは、CopilotとEngageの連携について説明している:

Microsoft Viva Engage の Copilot は、リーダーが職場のコミュニティやストーリーラインの会話で、簡単なプロンプトやトレンドのトピックから説得力のある刺激的な投稿を作成できるようにします。Copilot は、メッセージのトーンや長さを調整したり、関連する画像を提案したりして、メッセージをパーソナライズするための提案を行い、信憑性とエンゲージメントを高めるのに役立ちます。さらに、リーダーはCopilotを利用して、エンゲージメント指標の分析、感情の評価、回答の推奨を行うことができます。

Microsoft VivaにおけるCopilotは、2023年後半にVivaの顧客への展開を開始する予定だという。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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